腰椎椎間板ヘルニアはピラティスでよくなりますか?
2024.11.29
ピラティスは、体幹の筋力を強化し、柔軟性や姿勢を改善するのに役立つエクササイズです。
正しい身体のアライメントを意識していきますので、腰椎ヘルニアの回復や症状の緩和に役立つ可能性があります。
まずは無理のない範囲で体を動かし、少しずつ強化を目指しましょう。
ただし、ヘルニアの種類や症状の程度によって、安全に行えるエクササイズが異なるため、無理をしないことが重要です。
ピラティスをする際のポイント
- 痛みの有無を確認
- 正しい骨盤のポジションを維持する
- 腹圧を適切にコントロールする
痛みの有無を確認
特に初期段階や痛みが強い時期は、必ず医師や理学療法士の助言を得てからピラティスを開始するようにしましょう。
体調や症状に応じて、負担を軽減しつつ徐々にエクササイズを進めていき、
エクササイズ中や後に痛みやしびれが強くなる場合は、その動きを避けるか中止するようにしましょう。
正しい骨盤のポジションを維持する
骨盤が前傾または後傾しすぎない「ニュートラルポジション」を基本とします。
これにより腰の負担を軽減し、体幹が安定し、正しい姿勢へと導いてくれます。
腰を過度に丸める、反らせる、急激なねじり、または重い負荷をかける動きは、
突出した椎間板にさらなる圧力を加え、神経への刺激を増やす可能性があるため避けた方がよいでしょう。
腹圧を適切にコントロールする
ピラティスではあまり見られないですが、腹圧を急激に高める動きは
腰椎に負担が一気にかかる可能性があるため避けた方がよい動作になります。
呼吸を使い、腹部のインナーマッスルをやさしく活性化させながら動作を行うことで、
腰を守り、正しいアライメントへと導いてくれるでしょう。
身体と相談しながら動いていきましょう
身体の状態は異なりますので、
体調や症状に応じてプログラムを進めていくのがよいでしょう。
決して無理はせずに専門家の助言とともにピラティスを活用していただくと
回復にもつながりやすいでしょう。