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ピラティスは気持ちをポジティブにする?

2023.12.29

ピラティスは気持ちをポジティブにする?

ポジティブとは、「できる」という予感

日本人はネガティブだと言われることがあります。
これはコミュニケーションの中で謙遜する文化によるところもあると思いますが、実際にポジティブな方も少ないかもしれません。

ポジティブな人は自信があるイメージですが、どうしたらこの自信は生まれてくるのでしょうか。(単に能天気なだけではないと思います。)

自信を具体的に考えてみると、「できる」という予感のことだと思います。
この「できる」が、「できないかも」に多くのタイミングで取って代わられると、
「自信がない=ネガティブ」になります。

そうすると自分で「これはできそう」、もしくは「できなそう」と判断する瞬間がポイントになります。

ではどんなときに自分ができると判断するかというと、それが「自分のこと」であるときです。
他人や環境は思い通りには動かせません。

天気を雨から晴れに変えることはできないですし、友達が朝何を食べるかを変えさせることもできません。

でも自分が朝何を食べるかは選択することができます。
早起きをする選択もできますし、毎日5分の運動を習慣にすることもできます。

当たり前のことですが、自分に関する選択をできるのは自分だけです。

身体との付き合い方を選択できるのも自分自身


どのように自分の身体と付き合っていくかということも、選択できるのは自分だけです。

そして自分のことである以上、基本的にすべてできます。
できるまでのペースは人によって違いますが、それは勝負ごとでなければ何も関係ないことです。

もちろん自分が良くあることで、他人にも良い影響を徐々に与えられる可能性はあります。

コントロールできる/するべきなのは、他人ではなく、まずは自分なのです。

ピラティスは、自分の身体を自分事化できる

ピラティスは、自分の身体を自分の意識でコントロールしていきます。

自分の身体で起こっていることを「自分事化」して、
自分自身で生物本来の心地よい身体の使い方を見つけていきます。

今まで感じなかった感覚や、できなかったことができるようになる感覚を
ひとつひとつ積み重ねていくことが、
「できる」という感覚、つまり、ポジティブにつながっていくのではないかと思います。

自分の身体を「自分のもの」としてとらえて、
「できる」という経験を積み重ねていけるのがピラティス。

この習慣が日常にも浸透し、
自分の身体以外の物事おいても「自分のもの」としてとらえられるようになることで、
ポジティブなマインドへと変化していくのではないでしょうか。

★ちなみにpositiveの語源は、ラテン語のpositusで「定まって置かれている」だそうです。
ポジティブというのは単に楽観的なだけではなく、自分が定まってどっしりと構えていられるような状態が本来の意味に近いのかもしれません

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