ピラティスにおける「正しい姿勢」とは?〜固めないアライメントの考え方〜
2026.01.09
正しい姿勢を意識しているのに、疲れてしまうあなたへ
背筋を伸ばす。
お腹を引き締める。
肩を下げる。
姿勢を良くしようとして、
こんな意識をしていませんか?
でも実際には、
・すぐ疲れる
・呼吸が浅くなる
・長く続かない
そんな経験をしている人も多いはずです。
それは、意識が足りないからではありません。
姿勢の捉え方そのものが、少し違うだけです。
ピラティスで言う「正しい姿勢」とは?
ピラティスにおける正しい姿勢は、
形そのものを指していません。
写真のように止まった姿勢ではなく、
動きの中でも無理なく保てる状態。
ここで大切になる考え方が、
アライメント(Alignment)です。
アライメントとは何か?
アライメントとは、
骨や関節が無理なく力を受け渡しできる並びのこと。
「まっすぐ」や「固定」ではなく、
関係性を表す言葉です。
・骨盤と背骨
・背骨と頭
・足と床
それぞれがつながり合い、
一か所に負担が集まらない状態を指します。
よくある誤解:「正しい姿勢=固めること」
姿勢を良くしようとすると、
・お腹を常に引き込む
・胸を張りすぎる
・肩甲骨を下げ続ける
こうした動きになりがちです。
一時的には安定しますが、
長く続けると、
・呼吸が止まる
・動きがぎこちなくなる
・関節に負担がかかる
という状態に陥ります。
ニュートラルは「一点」ではない
ピラティスでよく出てくる
「ニュートラル」という言葉。
これは、
一つの正解の位置ではありません。
少し動いても、
少し崩れても、
戻れる幅がある状態。
その幅こそが、
身体のしなやかさであり、安定です。
感覚で捉えてみましょう
一度、楽に立ってみてください。
・足裏に体重が分散していますか?
・呼吸は自然に入っていますか?
・どこかだけ力んでいませんか?
全身で重さを受けている感覚があれば、
それが今のあなたにとっての
良いアライメントです。
レッスンでよくある姿勢の悩み
レッスンでは、
「頑張り屋さん」ほど姿勢がつらくなることがあります。
正解を守ろうとして、
力を入れ続けてしまうからです。
ピラティスでは、
力を足すより、抜いた方が整う
という場面が多くあります。
正しい姿勢は「結果」
正しい姿勢は、
意識して作るものではなく、
整えた結果として現れるものです。
・固めない
・呼吸を止めない
・戻れる余白を残す
この考え方を持つだけで、
姿勢はずっと楽になります。