コラム

第1弾〜首の痛みを感じないための基本ガイド〜→ こちら
第2弾〜腰の痛みを感じないための基本ガイド〜→ こちら
第3弾〜肩の痛みを感じないための基本ガイド〜→ こちら
第4弾〜膝の痛みを感じないための基本ガイド〜→ こちら

ピラティスのエクササイズ中に足の付け根に痛みがでる人もいるのではないでしょうか？
エクササイズをただやれば改善するわけではなく、どんなエクササイズで痛みが出るのか、どのタイミングで痛みが出るのか
自分でもよく観察をして追求して修正していく必要があります。
今回は股関節の痛みを感じないための基本的な事を紹介します。

エクササイズ中に確認してみてほしいこと
・股関節の動きのイメージができているか
・股関節を動かす時に骨盤の安定感はあるか

股関節の動きのイメージができているか

股関節は太ももの骨、骨盤から構成されていて、太ももの骨のてっぺん（骨頭）が球状になっていて骨盤のくぼみにはまり込むような形になっています。
球状ということは、くぼみの中で回転するような動きをするのが股関節です。
基礎エクササイズのレッグリフト：テーブルトップの状態から足の上げ下げをするエクササイズです。この動きの時に股関節の動きを
蝶番のような動き（扉の開け閉めやガラケーの開け閉め）をイメージしてしまうと股関節の構造とは反した動きになり無駄な力が入りすぎて痛みが出る時があります。
くぼみの中を骨頭がクルクル回転している動きをイメージしながらやることで股関節のスムーズな動きになります。
イメージ、意識を変えて練習してみましょう。

股関節を動かす時に骨盤の安定感はあるか

骨盤のくぼみに太ももの骨ははまってるので、骨盤、太ももは分けて動かします。なので、骨盤は安定させて、太ももの骨を自由に動かす意識をすることで、股関節のスムーズな動きになります。
骨盤の安定を意識する時に隣の関節の腰の背骨の安定感も合わせて意識をすると良いです。
レッグリフトのエクササイズ中に
骨盤、腰の背骨が安定した状態で股関節を動かせているか意識をしてみて下さい。
瞬間瞬間の意識が大切で足を下げている最中に骨盤、腰が反りすぎていないか
逆に、足を上げた時に骨盤、腰が丸まりすぎていないか
どの場面で安定感が失われてしまっているかよく観察をしてみて下さい。
骨盤、腰が反りすぎてしまっているなら体幹のインナーマッスルを意識して安定させ
丸まりすぎてしまう場合は、回転のイメージを持つこと、足をお腹の方へ引き寄せすぎないようにしてみて下さい。
股関節が球状で自由に動かせる分、骨盤を安定させておく意識がとても重要です！

色々なエクササイズで股関節の動きが出てきますが
瞬間瞬間の意識が特に必要になる関節なのでまずは単純な簡単なエクササイズでイメージ通りに動かせているか意識をしましょう！

良い感覚を積み上げて、一生自分の脚で歩ける状態にしていきましょう！

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