コラム

腰は「反った」状態が、背骨のニュートラル

「反り腰」という言葉を耳にすることが増え、
反り腰改善＝腰を反らない
と思っていませんか。

実は、腰は「反った」状態が
背骨のニュートラルなのです。

背骨は、S字カーブを描いており、
このS字カーブがあることで体重を分散して
全身を力強く使える構造になっています。

C=頸椎
T＝胸椎
L=腰椎

Lの腰椎は、反っています。
（前弯といいます）

腰が反っていないと、姿勢は悪くなる？

腰が反っていないと、
頭が前に出る姿勢になりやすいです。
（スウェイバックと呼ばれる姿勢になります）

この姿勢は、太ももで体重を支える力が大きくなるので
前腿の筋肉が疲れやすかったり、張りやすくなったりします。

体重の分散が適切にできないため、
腰痛や肩こりなどの不調も起こりやすいです。

適切な腰の反りを作るために必要な意識

とは言っても、腰を反ろうとすると、
腰は柔らかい背骨の部分であるので、
過剰に腰に負担がかかり、腰を痛めることにつながります。

腰を反ろうとするのではなく、
仙骨の前傾を作ると、
腰は自然とS字カーブの反りを描くようになります。

この自然な腰の反りが身体にとって自然で心地よく動ける姿勢となります。

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