ピラティスをするとゴルフのスコアが伸びるのは本当?
2023.02.17
ピラティスをするとゴルフにいい、という話をよく聞きます。
体幹が強くなる、柔軟性が出る、怪我予防・リハビリ、股関節に乗る感覚が見つかる、、などなど。
有名なタイガー・ウッズ選手も練習にピラティスを取り入れているそうです。
なぜピラティスはゴルフの上達に効果的なのか?
一言で言うと、ピラティスが全身の「コントロール能力」を向上させるからです。
いくらうまい人の動きを真似しよう、と思っても、
思うように動けなかったり、できてると思っても
映像で見てみるとイメージと自分の動きが全然違うということがよくあります。
私もゴルフを一瞬習っていたことがあるので、
後から映像で見る自分のスイングがコーチの人と全然違うという体験を何度もしました(当たり前ではありますが)。
つまり私も含めて多くの方は、頭で思い描いている動きと、自分の実際の動きが乖離しています。
そう考えるとトップアスリートは、動きの「認識」と「実際」のズレを極めて小さくできた人と言えます。
ピラティスは元々「コントロロジー(コントロールの学問)」と呼ばれていた歴史があり、
生物として本来持っていたはずの身体のコントロールを取り戻す、
というコンセプトがあります。
種類を問わず、スポーツに取り組む人がパフォーマンスアップを求めて
ピラティスを続けるのはこのようなコンセプトがあるからなんですね。
ピラティスをするとなぜゴルフが上達するのか、という疑問に対して
「全身のコントロール能力が向上するから」と言ってしまうと身も蓋もないので、
次回の記事では私がレッスンを担当した方々が、特に効果を感じたポイントを3つ紹介したいと思います。