リフォーマー?タワー?はじめてのピラティス、どちらから始める?
2025.08.15

ピラティスを始めようと思ったとき、よく耳にするのが
「リフォーマー」と「タワー(またはキャデラック)」というふたつのマシンの名前。
どちらもピラティスを代表するマシンですが、それぞれに特徴があり、初めての方にとっては少しわかりづらいかもしれません。
この記事では、はじめての方が安心して一歩を踏み出せるように、リフォーマーとタワーの違いと、それぞれの魅力、そしてプライベートレッスンだからこそできる「選び方」についてお伝えいたします。
リフォーマーとは?
リフォーマーは、ベッドのような形をしたマシンで、スプリング(バネ)やロープ、可動式のキャリッジ(台)を使いながら、寝た姿勢や座った姿勢、立った姿勢でエクササイズを行います。
スプリングが動きをサポートしてくれるので、体幹を安全に使う練習がしやすく、初心者の方でも無理なく全身を動かすことができます。
動きの中で、身体のつながりや流れを感じられるのもリフォーマーならではの魅力です。
タワー(キャデラック)とは?
ワーは、ベッドの土台にフレームとスプリングを取り付けたマシンで、四肢をスプリングにつなぎながら動くことで、関節の安定や姿勢の調整をより繊細に行うことができます。
マットの上でのワークがベースになるため、より「自分の感覚に集中しやすい」のも特徴です。
姿勢改善や呼吸、背骨の動きに意識を向けたいときにもぴったりのマシンです。
初心者はどちらから始めたらいい?
結論からいえば、どちらからでも大丈夫。
大切なのは「あなたの身体に合っているかどうか」です。
体幹の安定感を身につけたい、しっかり動きたいという方にはリフォーマー。
ゆっくり丁寧に感覚を味わいながら整えたいという方にはタワーがおすすめです。
ただ実際には、「今日は肩が重いから」「今週は少し疲れ気味だから」など、体の状態は日によって変わるもの。
だからこそ、はじめのうちはプライベートレッスンで両方を体験してみるのも、とてもよい選択です。
プライベートレッスンなら、自由に使い分けができる
プライベートレッスンでは、リフォーマーとタワーをその日の状態に合わせて自由に使い分けることができます。
たとえば、背骨をしなやかに動かしたい日はタワーを中心に。
全身を大きく動かしてリフレッシュしたい日はリフォーマーで。
その日の身体や目的に合わせて、最適なプログラムを組んでもらえるのが、プライベートレッスンの大きな魅力です。
ピラティスは、自分の身体の声を聞きながら進めていくもの。
だからこそ「どちらが正解か」を気にしすぎる必要はありません。
まとめ
ピラティスのマシンには、それぞれの良さがあります。
そして、リフォーマーもタワーも、「はじめての身体との対話」をとても丁寧にサポートしてくれます。
もし、はじめての一歩に迷ったら。
あなたの身体に合わせて、必要なときに必要なマシンを使えるプライベートレッスンから始めてみるのはいかがでしょうか。
「私の身体、こんなふうに動くんだ」そんな発見が、きっと待っています。