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眠っていた身体の声が目を覚ますとき──ピラティスから始まる変化

2025.08.01

眠っていた身体の声が目を覚ますとき──ピラティスから始まる変化

私たちは普段、身体のほんの一部しか使っていないのかもしれない。
ピラティスに出会って、そんなことに気づく人がたくさんいます。

たとえば、「背骨をひとつずつ動かす」と言われたとき。
最初はどうしていいかわからなくても、丁寧に呼吸を重ね、ゆっくりと動いていくうちに、
「あ、今、ここが動いた」と、今まで感じたことのない感覚が、ふっと訪れることがあります。

それは、新しい力を得るというよりも、もともと持っていたものに出会い直すような体験かもしれません。
忘れていた感覚に、やさしく光を当てるような時間です。

ピラティスは「がんばる場所」ではありません。
「まだ知らなかった自分の身体」に気づく場所です。

呼吸に意識を向けるだけでも、身体の内側が整っていくのを感じる。
骨盤の傾きに気づくだけで、立ち方や歩き方が変わっていく。
動きの中で、自分でも驚くような安定感やしなやかさに出会える瞬間があります。

そしてふと思うのです。
「もしかしたら、あきらめていたことも、できるようになるかもしれない」と。

かつて「無理」と思っていた姿勢。
届かなかった場所。
思うように動かなかった部分。
それらが少しずつ、静かに変わっていく。

ピラティスは、結果を急がず、プロセスを味わうことを大切にしています。
だからこそ、気づいたらできていた、変わっていた──そんな“小さな成功体験”が積み重なっていくのです。

身体は、もっと自由になれる。
私たちには、まだ知らない可能性がたくさんある。
そのことを、ピラティスは教えてくれます。

はじめるときに、特別な準備はいりません。
今のままで、ただ呼吸して、感じてみるだけ。
そこから少しずつ、眠っていた身体の声が聞こえてきます。

ピラティスは、身体の可能性と、もう一度出会い直すための時間です。
その一歩は、いつでも踏み出すことができます。