腹筋をするとお腹がぽっこりする?
2026.05.15
「腹筋をしているのに、なぜかお腹がぽっこりする」
そんな経験はありませんか?
その原因は腹筋の使い方のイメージが関係しているかもしれません。
腹筋=縮める、という思い込み
多くの方が腹筋と聞くと、
・上体起こし
・お腹を丸める動き
・ギュッと縮める感覚
をイメージするのではないでしょうか。
もちろん、こうした動きも腹筋の一つの使い方です。
しかし、それだけでは
「お腹を支える力(安定性)」は十分に育ちません。
腹筋の使い方は大きく2つある
腹筋の働きは、主にこの2つに分けられます。
① 等張性収縮(動きをつくる)
筋肉が縮みながら動くことで、
・身体を丸める
・起き上がる
といった「動き」を生み出します。
② 等尺性収縮(支える・安定させる)
筋肉の長さは変えずに働くことで、
・姿勢を保つ
・体幹を安定させる
・身体を支える
といった「土台」をつくります。
ぽっこりお腹の原因は“支える力不足”かも
腹筋をしてもお腹が変わらない、
むしろぽっこりしてしまう場合、
・縮める力ばかり使っている
・支える力が弱い
・お腹が前に押し出されている
という状態になっている可能性があります。
つまり、
お腹を引き締めるために必要なのは
「縮める力」だけではないということです。
ピラティスではまず「安定」をつくる
ピラティスでは、いきなり強く動くのではなく、
・背骨と骨盤をニュートラルに保つ
・呼吸とともにお腹を使う
・身体を支える感覚を養う
といった 等尺性収縮(安定させる働き) を大切にします。
この段階で、
・お腹が自然に引き上がる
・前に押し出さずに保てる
・力みすぎない支えができる
といった感覚が育っていきます。
安定があるから、引き締まる
土台が整った上で動くことで、
・無駄な力が抜ける
・正しく筋肉が使える
・バランスよく引き締まる
結果として、
内側から引き上がるようなお腹になっていきます。
腹筋は「縮める」だけではない
腹筋は、
・縮めて動く力(等張性)
・支えて安定させる力(等尺性)
この両方があって初めて、
機能的に働きます。
ピラティスではまず、
安定させる力=等尺性収縮を育てることで、
身体の土台を整えていきます。
「腹筋をしているのに変わらない」
と感じている方は、
一度“支える腹筋”に意識を向けてみてください。
身体の感覚が、きっと変わっていくはずです。