ピラティスを始める前に知っておきたい!基本用語ガイド
2024.08.30
心と体を整える新しい習慣としてピラティスを始めようと考えている方は多いのではないでしょうか。
ピラティスは、呼吸とコントロールされた動きで、身体を整えていきます。
また、普段意識しない身体の部分に意識を向けていくため、頭もすっきりして、脳のデトックスになるのも特徴の一つです。
そんなピラティスですが、身体の細かいところに意識を向けていくため、
専門用語が多いのも特徴です。
初めてピラティスを受けると外国語を聞いているように感じるかもしれません。
初めてのピラティスをより楽しむためのピラティスの基本の用語を
3つに厳選してお伝えします。
背骨のニュートラル
背骨のニュートラルは、ピラティスの基本のポジションになります。
背骨は、S字カーブを描いており、大きく分けて、首のパート、胸のパート、腰のパート、骨盤のパートに分かれてます。
首のパートには、頸椎と呼ばれる首の骨が5個
胸のパートには、胸椎と呼ばれる胸の骨が12個
腰のパートには、腰椎と呼ばれる腰の骨が5個
骨盤のパートは、骨盤の真ん中に仙骨が1個、仙骨の下に尾骨があります。
これらの26個の骨がよいポジションにあるのが、「背骨のニュートラル」になります。
具体的には、
仰向けに寝たときに、後頭部がマットにつき、首の骨はマットから浮き、
胸の骨がマットにつき、腰の骨はマットから浮く。
そして、仙骨の下部がマットにつくのが背骨のニュートラルになります。
反り腰を防ごうと仰向けの状態で腰をマットにつけるのがニュートラルと思われがちなのですが、
実際には、腰の骨はマットから浮いている状態が背骨のニュートラルになります。
関連記事はこちら→背骨のニュートラルとは
コアを使う
ピラティスにおけるコアとは、腹部のインナーマッスルを指します。
コアは「固めて使う」と思わがちですが、
ピラティスにおけるコアは、「引き上げる」ように使うのがポイントです。
最近は、「コア」という言葉をあえて使わないインストラクターも多いですが、
(クラールでもコアという言葉はほとんど使いません)
グループレッスンスタイルのスタジオでは「コア」という言葉を多用しているのが現状です。
「コア」という言葉を聞いたときに
固める使い方ではなく、身体を伸ばす(=引き上げる)使い方と変換できるかが
ピラティスならではの伸びやかな軸が使えるかどうかの鍵と言っても過言ではないでしょう。
関連記事はこちら→腹筋のインナーマッスル=パワーハウスとは?使われにくいのはなぜ?
骨盤の後傾
骨盤の後傾は、エクササイズの動き出しに使うことが多いです。
背骨を細かく動かすのにとても大事な使い方になります。
骨盤の後傾は、仰向けの状態で骨盤を顔の方へ傾ける動きになります。
ポイントは、腹部の力で行うこと。
お腹を薄くして腰を広げるイメージで行うと背骨が順番に動くようになっていきます。
この骨盤の後傾をおしりや腰の力で行ってしまうと、
アウターマッスルが優位になってしまい、
身体が固まりやすくなってしまいますので注意が必要です。
骨盤の後傾を使ったマットワークをこちらの記事で紹介しています。
ぜひ、やってみてください!
お家でもメンテナンス!お布団の上でもできるピラティスエクササイズ
いかがだったでしょうか。
今日は基本の用語をご紹介しました。
ぜひ、ピラティスを楽しんでいただけたらと思います。
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