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ピラティスで考える身体の連動〜部分で頑張らないための動きの視点〜

2026.03.13

ピラティスで考える身体の連動〜部分で頑張らないための動きの視点〜

3月①
ピラティスで考える身体の連動〜部分で頑張らないための動きの視点〜

肩がこると、肩を揉む。
腰がつらいと、腰を伸ばす。
私たちは多くの場合、不調を感じた場所に直接アプローチしようとします。
もちろん、それで楽になることもあります。
ですが、しばらくすると、また同じ場所がつらくなる。
そんな経験はないでしょうか。
それは、身体を「部分」で見てしまっているからかもしれません。
本来の身体は
ひとつひとつの部品が独立して働く構造ではなく、
全体が影響し合いながら動く“ひとつのシステム”です。
どこか一箇所の問題のように見えても、
実際には別の場所の動きや使い方が影響していることも少なくありません。

・首は首だけで動いているわけではない
ピラティスでは、身体をひとつのつながりとして捉えます。
たとえば、首の動き。
首だけが単独で動いているわけではありません。
目線が変わると、その情報に合わせて首が動き、さらに背骨や胸郭も微細に連動します。
このように、
身体は一部だけが働くのではなく、全体が協力し合いながら動くことで無理のない動きを生み出しています。
つまり
首のこりを「首だけの問題」として扱うのではなく、
その周囲や全体の関係性の中で見ていく必要があるのです。

・一部で頑張る動きが不調を生む
感覚が鈍くなったり、特定の場所に頼る癖がついてしまうと、一部だけで頑張る動きになってしまいます。
本来は全体で分担されるはずの働きを、ある関節や筋肉だけが引き受け続ける状態です。
すると、その場所には常に余計な負担がかかり続けることになります。
それが積み重なることで、こりや痛みとして現れてくるのです。
不調とは
「弱い場所」が原因というよりも、「一部だけが頑張りすぎている状態」のサインであることも少なくありません。

・つながりに気づくことが動きを変える
ピラティスのエクササイズでは、「どこを使うか」だけでなく、「どことどこが連動しているか」を感じていきます。
呼吸と背骨の動き。
体幹と手足の関係。
目線と首の連動。
そうしたつながりに気づくことで、一部だけで頑張る動きから、全体で支え合う動きへと変わっていきます。
身体は、もともとひとつにつながった存在です。
そのつながりを思い出していくことが、無理のない姿勢や、軽やかな動きにつながっていきます。
ピラティスは、身体を部分で直そうとするのではなく、
全体の関係性を取り戻していくための方法なのです。