ピラティスは誰にでも効果的?向いている人の共通点
2025.05.02

「ピラティスはどんな人にも効果がある」——そう耳にすることは多いですが、実際はどうなのでしょうか。
もちろん、ピラティスには姿勢の改善や呼吸の質を高めるなど、さまざまな効果があります。
ただし、その効果をしっかり実感できるかどうかは、人によって異なります。
今回は、ピラティスが“特に効果的に働く人”の共通点、そして“ちょっと合わないかもしれない”と感じる人の傾向についてお話しします。
ピラティスが向いているのはどんな人?
ピラティスが特に効果を発揮しやすいのは、「身体の内側から整えたい」という意識を持っている人です。
見た目の変化以上に、姿勢や呼吸、動きのクセを見直したいと考えている方にはとてもフィットします。
デスクワークなどで肩こりや腰痛が慢性的にある人や、「疲れが抜けにくい」「なんとなく呼吸が浅い」と感じる方は、ピラティスを通してその原因を根本から見直すことができます。
実はあまり向いていない場合も
一方で、「短期間で体重を落としたい」「とにかくハードに動いて汗をかきたい」といった目的の場合、ピラティスは少し物足りなく感じるかもしれません。
ピラティスは、地味に見える動きの中に深いコントロールと集中力を必要とするエクササイズ。
ゆっくりとした変化を積み重ねるタイプの運動なので、スピード感のある結果を求める人には合わない場合もあります。
本質的な変化を求める人にぴったり
ピラティスの魅力は、見た目以上に“感覚の変化”にあります。
呼吸がしやすくなった、立っている姿勢が楽になった、心が落ち着くようになった——そうした変化は、日常の中でふと気づくように訪れます。
だからこそ、「じっくりと自分の身体と向き合いたい」「長く続けられるものを探している」そんな人にこそ、ピラティスはぴったりなのです。