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なぜ肩こりや腰痛は繰り返す?ピラティスで整える「内側の支え」

2025.10.24

なぜ肩こりや腰痛は繰り返す?ピラティスで整える「内側の支え」

何度も繰り返す不調の正体

マッサージに行っても、ストレッチをしても、気づけばまた同じ場所が痛くなる…。
「なぜいつも同じところが痛むのか?」 そんな疑問を感じたことはありませんか?
肩こりや腰痛を繰り返すのは「使いすぎ」よりも、「同じところに負担が集中している」ことが大きな原因です。

セルフチェック
•デスクワーク中、肩がすぐに力んでいませんか?
•立っているとき、腰だけで体を支えていませんか?
思い当たる方は、「固めて支えている」可能性があります。

固めて安定させるのではなく、内側から支える

「姿勢を良くしよう」とすると、胸を張り背中を固めてしまう方が多いですが、それは“安定”ではなく“緊張”です。
本来、体を支えているのは腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群といったインナーマッスル。
これらが呼吸と連動しながら働くことで、背骨や骨盤は固めなくても安定します。

不調を防ぐカギは「動きの自由度」

体を一方向にしか使わないと、筋肉や関節は固まりやすくなります。
ピラティスでは背骨を分節ごとに動かしたり、呼吸に合わせて肋骨を広げたりと、普段は眠っている部分を目覚めさせます。
動きの自由度が高まるほど、体は余計な力みから解放され、不調を繰り返しにくくなるのです。

姿勢が整うと日常が変わる

姿勢が「固めてつくるもの」から「内側の支えで自然に安定するもの」へと変わると、同じ作業でも肩や腰への負担がぐっと軽くなります。
さらに…
•朝起きたとき、肩の重さを感じない
•長時間のPC作業でも集中力が続く
•電車や買い物で立っていても疲れにくい
こうした日常の小さな快適さが積み重なって、生活の質が変わっていきます。

肩こりや腰痛は「仕方ないもの」ではありません。
体を固めて耐えるのではなく、内側から支える力を育てる。
それが、繰り返す不調から抜け出す第一歩です。
ピラティスはそのための最適なアプローチのひとつ。
日常に取り入れることで、体が自然に整う感覚を実感できるはずです。