ピラティススタジオ クラール|上質な空間でピラティスプライベートレッスン|東京都世田谷区桜新町エリア

トップページ コラム ピラティスが難しいって本当?運動不足だけどできる?
コラム

コラム

ピラティスの効果 体験レッスン

ピラティスが難しいって本当?運動不足だけどできる?

2023.04.09

ピラティスが難しいって本当?運動不足だけどできる?

ピラティスの印象として「難しい」という言葉を聞いたことがあります。
その「難しさ」からピラティスを避けてしまう方も少しいるように思います。

しかし実際はピラティスは取り組みやすいエクササイズであり、怪我も少なく、
本来の形でやっていれば効果も出やすいはずのものです。
難しくてできない、とずっと思わせてしまうピラティスだったら
なにかがずれている可能性があります。

この記事ではピラティスの難しさを3パターンに整理して説明した上で、
それぞれの難しさを感じている方の対処法をお伝えしていきます。

1.ピラティスの難しさ

ピラティスの難しさを3つに分類しました。

①動きの質にこだわるというピラティスの特徴
②100点の動きと自分の動きのギャップ
③インストラクターとの相性、実力

それぞれ説明していきます。

①動きの質にこだわるというピラティスの特徴

ピラティスは「動きの質」にこだわることが特徴です。
繊細に身体に意識を向ける、身体の内側から使う、
なども近い表現かと思います。
このような言葉はピラティスの説明でよく聞きますよね。。

では動きの「質」とはなんでしょうか。

例えば、同じ腕を上げるという動作でも、
体幹が安定して全身のつながりがある状態の人と
不安定な人では全く動作は違います。
前者はその動作だけで適度な運動になりますし、
後者は繰り返していればそれだけで肩を壊したり、
反り腰になったりします。

人の動きにいわゆる「正解」はありません。
「力んで動くのが悪い」と言われることもありますが、
それも人間にとって時には必要な動かし方です。

しかし繰り返すことで負担のかかる身体の動かし方は存在します。
本来は必要なときだけ特殊な動きをすれば良いのですが、
その使い方を正常なものだと脳がインプットしてしまうことがあります。
こうなるといわゆる身体の「癖」というものとして、
身体を害する習慣的な動きが身についてしまいます。

ピラティスの動きはすべてが、生物本来の動きであり、
日常で全身を効率的に使うために最適な動きです。
過剰な柔軟性、過剰な強さはエクササイズの目的に含まれていません。

動きの質を高めるとは、最も効率の良い身体の動きを日々学び、
そこに近づいていくことです。
他のフィットネスやスポーツで、動きの質ということを
意識するケースは少ないので、初めてピラティスに取り組んだ方は
「なんだこれ」「分からない」となりやすいのです。
でもこの「分からない」という感覚はある意味正解で、
いままでと全く別のことをやっているので、
最初からできなくて良いのです。
そういう意味で、初めてのピラティスは難しく感じる方がいますが、
これは大丈夫です。
自転車に初めて乗ったときと同じで、最初はできませんが、
続けていれば慣れていきます。

むしろ全くの初回のピラティスをして、
すべて「できる」「分かる」ばかりだったら、
その人が身体の動かし方の天才か、
ピラティスではないことをしているか、
のどちらかです。

②100点の動きと自分の動きのギャップ

ピラティスは動きの質を高めるものだから、
ちゃんと言われた丁寧に通りにやってみよう…あれ、できない。
仰向けから起き上がれない、脚が伸びない、
骨盤が立たない、背骨が曲がらない・反れない、、etc

ちゃんとピラティスをやろうとした人ほど、
自分が「できない」ことを実感します。
その難しさが、ピラティスが難しい、
と感じる一番の理由かと思います。

しかしピラティスでは生物本来の基本の動き以上のことは
しませんので、それが難しいということは、
ピラティスが難しいのではなく、日常の動作をちゃんと行うことが
その人にとって難しいのです。
基本の動作が身体から失われていることを、ピラティスという
ツールを通して気付くことができているのです。

自分の「できないこと=伸びしろ」に気付くことができたら、
あとはそれを丁寧にやろうとするだけです。
身体は何十年もかけて今の形に作られていますので、
1、2回ですべてが良くなることはめったにありませんが、
ピラティスを続けている限り、
間違いなく良い方向に進み続けることができます。

大事なことは、初めてのレッスン・エクササイズで100点
を取る必要はないということです。
初めてやるエクササイズが40点くらいの出来だったとして、
その日何回かやるうちに41点になれば十分です。
それを積み上げていけば良いのです。

ピラティスやヨガは自分と他人を比べるものではない、
ということも色々なところで聞くことですが、
これもそういう意味ですね。

③インストラクターとの相性、実力

ピラティスとは他のフィットネスと違って、
動きの質を徐々に高めていくものであって、
コツコツと学んでいくものなんだ!
100点の動きを今日の時点でする必要はないんだ!
そう分かった方はピラティスをしばらく続けてみると思います。

しかししばらく続けていても、
なんだか自分が成長していない気がするな、
毎回のレッスンで40点→41点のような
変化や気付きがないような気がする、
という方もいるかもしれません。
それもピラティスの難しさと感じると思います。

実は、人の言ったことをそのままやってみる、ということは
身体の筋力や柔軟性といった要素を除いても、意外と難しいことです。

自分の身体に対する思い込みを捨てて、
ただ言われたように動いてみる。

これは全員が最初からできることではなく、
ある程度落ち着いていないとできません。
そして心理的な余裕を持つためには、
インストラクターとの信頼関係が必要です。

こういう意味でインストラクターとの相性というのが
大事になってきます。
それはレッスンが分かりやすい、とか、
指導が合っている、というレベルよりも、
気が合う、話していて苦でない
という人間的なレベルでの相性です。

もう一つある大事な要素が、インストラクターの実力です。

インストラクターはクライアントの身体を見て、
何が起きているかを確認します。
そしてエラー動作があれば、
それを修正する方法を頭の中に並べて、
そのクライアントに最適なアプローチを選択します。

当然ですが、人の身体を見る「目」も、
それに対するアプローチも、日々の学びや
指導経験によって磨かれていきます。

たとえばあるエクササイズで40点の動きをしている
クライアントに対して、95点→100点にさせるための
修正をするのはあまり良い選択ではありません。
本来はそのクライアントの状態を見定めて、
その日の状態に合わせてアプローチを選択する必要があるのです。
これは資格のコースだけではなく、
たくさんの経験と失敗からしか学べません。

3.難しいと感じた方に向いているレッスン

ピラティスの「難しさ」を3つに分けてみましたが、
自分が感じる難しさはどれでしたか。

基本的に難しさを感じる順番として、
①他のフィットネスとの違い

②100点の動きとのギャップ

(③インストラクター
ピラティスインストラクタ―は勉強熱心なので、
これは感じないことが多いです)
かと思います。

①の「動きの質」を追求するというピラティスの特殊さに
由来する難しさは、慣れていけば大丈夫です。全く問題ありません。
最初から自転車に乗れる人がいないのと同じです。

②の100点の動きと自分の動きとのギャップに関しては、
まず上に書いたようなコンセプト(40点→41点になれば十分)
を理解することでクリアされます。

加えて、自分の適切な成長を促してくれるレッスンを選択することも必要です。
まだ基本的な動きが学ばれていないのに、
たとえば「激しく動くのが好きだから」という理由で
中上級のグループレッスンに出てしまうと、
怪我をしたり、ピラティスをしているのに身体が縮んでいったりします。
そもそも自分の身体がどうなっているのかが分からない、
という場合は、まずは1対1で身体がどうなっているかを
学ぶのが適しています。

③のピラティスインストラクターの相性、実力に関しては、
しばらく様子を見るか、思い切って他の人のレッスンを
受けてみるのも良いと思います。
ピラティスはボクサーがする減量のように
すぐに数字で分かる効果が出るものではありません。
時間がかかって分かることも多いと思います。

まとめ

ピラティスには3つの難しさがある
①動きの質にこだわる
②100点の動きと自分の動きのギャップ
③インストラクターとの相性、実力

★それぞれの対策
①に関しては初めてやることだから難しさを感じてOK。続ければ慣れる。
②に関してはレッスンで1つでも小さな学びがあればOKと考える。
1対1のレッスンを受けてみる。
③に関してはしばらく様子を見るか、他の人を受けてみる