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ピラティスでよく耳にする「ニュートラルポジション」って?

2023.05.12

ピラティスでよく耳にする「ニュートラルポジション」って?

なぜ、ニュートラルが大切なの?

ピラティスでは、身体の機能的で効率的な使い方を学んでいきます。

ニュートラルは、身体にとっての「中立、中間」という意味。
身体に負担がかからず、むしろ、身体全体が調和して動いてくれるポジションになります。

そのため、ニュートラルを学ぶことが大切なのです。

まずは、仰向けのポジションでニュートラルをチェック!

ピラティスは、リハビリ発祥ということもあり、
はじめは仰向けのエクササイズから始まることが多いです。
身体とマットの接地面が多くなることで、
安定した状態で身体に意識を向けやすくなるためです。
そのため、まずは仰向けでの「ニュートラル」を探していきましょう。

背骨のニュートラルは、頭、胸、骨盤がマットにつきます。

よく勘違いしやすいのが、仰向けに寝た状態でのニュートラルポジションです。

この時のニュートラルは、
「頭・胸(胸椎)・骨盤(仙骨)」がマットにつきます。
そして、大事なのは、
「首(頸椎下部)・腰(腰椎)」はマットから【浮く】ということです。

大体おへその裏あたりの腰に手を入れた際に、
手のひら一枚分くらいが入るのが目安になります。

立ったときの反り腰を気にして、寝たときに腰をつけたくなるかもしれませんが、
重力の方向が変わってきますので、
寝たときには、腰が浮くのがニュートラルになります。

なぜなら、背骨はS字カーブを描いているからです。
このS字カーブを保った中で、
体幹を支えられるようにコントロールしていくのです。

背骨のニュートラル=骨盤のニュートラル

背骨のニュートラルと同じくらいよく耳にする「骨盤のニュートラル」

背骨と骨盤はつながっていますので、
背骨がニュートラルであれば、
骨盤は自然にニュートラルになります。

ただ、感覚だけだと探すのが難しい場合もあるので
触って確認することも多いです。

本日は、確認の仕方をお伝えします。

骨盤の上で三角形を作る

上の図のように、骨盤の上に両手をのせてみましょう。

この時に手の腹が「腰骨(ASIS)」に当たるようにして、
手で三角形を作ります。
この時に中指の先端あたりに一つ骨が見つかったらGood!
これは、「恥骨(ちこつ)」と呼ばれる骨になります。

この「腰骨」と「恥骨」を結ぶ3点が
床に対して水平にある状態が骨盤のニュートラルの指標になります。

骨盤のニュートラルを作った際に、
同時に胸と頭がついていると、背骨のニュートラルになります。


形に当てはめないことが重要

背骨のS字カーブについてお伝えしましたが、
あくまで「目安」です。
個人差があるので、決して無理はしないでくださいね。
特に初めのうちは、筋肉が緊張していることも多いので、
無理に形にはめ込まないことが重要になります。

ピラティスをしていくうちに、
自然に背骨の柔軟性が上がり、ニュートラルに入りやすくなります。

ピラティスは、形に当てはめるのではなく、
自分の身体にエクササイズを当てはめていきながら、ご自身の身体を知り、
「自然な状態=ニュートラル」に導いていくのが本来の形になります。

ただ、どの方向に向かっていくか、という視点があるのとないのでは
練習の仕方も変わってくると思いますので、
本日は、ニュートラルの指標についてお伝えしました。

次回は、ニュートラルに入りやすくなる骨盤の動かし方や、
ご自宅でもできるマットエクササイズをご紹介しますので、
ぜひやってみてくださいね。

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