ピラティスで筋肉痛にならないのは効果がない?
2025.10.03

ピラティスで筋肉痛になる?ならない?
ピラティスを始めて「筋肉痛になった」という方もいれば、「全然筋肉痛がこない」という方もいます。
では、筋肉痛の有無で効果を判断してよいのでしょうか?
筋肉痛になるとき
ピラティスで筋肉痛が出るのは、これまで使ってこなかった筋肉が働き始めたサインです。
特に体幹の深い部分や小さな筋肉は、日常生活ではあまり意識的に使われません。
新しく目覚めた筋肉が頑張った結果として筋肉痛が出るのです。
筋肉痛にならないとき
一方で、筋肉痛が出ないからといって「効果がない」というわけではありません。
むしろ、インナーとアウターが連動し、全身がバランスよく使えていた証拠でもあります。
ピラティスは大きな筋肉を追い込むトレーニングではなく、「正しい使い方を学ぶ教育」です。
だからこそ、痛みよりも「動いた後の呼吸のしやすさ」「姿勢の安定感」などを指標にするとよいでしょう。
筋肉痛は身体が変わるひとつのサイン
ピラティスでの筋肉痛は「良い/悪い」を測るものではなく、身体が変わる過程のひとつのサイン。
筋肉痛の有無にとらわれず、正しい動きと気づきを積み重ねていくことで、姿勢や呼吸、動きの質が少しずつ変化していきます。