コラム

ピラティスには大きく分けて、マットピラティスとマシンピラティスの2種類が存在します。
スタジオによって、マシンピラティスのみ、マットピラティスのみ、もしくは、どちらのレッスンもある、
というようにレッスン形態が様々です。

ピラティスを始める際には、マットとマシンどちらがおすすめなのでしょうか。

マットピラティスは、手軽さが魅力

マットピラティスはその名の通り、マットの上で行うピラティスです。
そのため、グループレッスンで扱われることが多く、
手軽に受けられるというメリットがあります。
最近は、オンラインレッスンなども増えてきており、
自宅で行う際にも手軽に始められるというメリットがあります。

一方で、マットピラティスは、自分で身体をコントロールしていかなければなりません。
身体の状態を教えてくれるのが、マットと身体の接地面のみですし、
重力がかかり続けた中で、身体を動かしていかなければならいため、
自己流に動いてしまいがちがちです。
そうなると、身体のために始めたはずのピラティスで、
首や肩を痛めてしまった、、、なんてことも起こります。

しかし、日常生活に近い状態がマットピラティスですので、
マットピラティスで身体の扱い方を学ぶことは意味のあることです。

マットから始める場合は、自己流の動き方の癖にご自身でどれだけ気づくことができるか、
がピラティスで効果を出すためのキーポイントとなります。

マシンピラティスは、身体の使い方をサポートしてくれる

マシンピラティスは、マットピラティスと比べると手軽さは劣りますが、
身体の動かし方をマシンがサポートしてくれる点で、
効果を感じやすいというメリットがあります。

筋トレと違い、ピラティスマシンのバネが身体の伸びる方向を教えてくれるので、
身体の深層にあるインナーマッスルが働きやすく、
身体全体が伸びて機能的で美しい身体へと近づきやすいです。

ただ、マシンが身体をサポートしてくれるとは言え、
マットと同じで自己流で動き続けてしまうと
身体に負荷がかかり、大きな筋肉がついてしまったり、
場合によっては身体を痛めてしまうことつながります。

マットに比べると、
身体に意識を向けやすいというメリットがありますが、
その中でいかに身体を正しくコントロールできるか、が
マシンピラティスで効果を出すために必要な要素となります。

大切なのは、身体への気づき

マットもマシンもそれぞれ特徴がありますが、
どちらにも共通するのが、
「身体を正しく動かせているか」という点になります。

ピラティスは、コントロロジーと名付けられていたように、
身体のコントロールを学んでいく学問です。
そのため、マット、マシンにかかわらず、
身体への学びがあるかどうかがピラティスをでは重要なポイントとなります。

ピラティススタジオ選びのご参考になれば幸いです。

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