コラム

ピラティスとフィットネスとの違い

ピラティスとフィットネスとの大きな違いは、身体の新しい使い方を入力していく点にあります。
一般的なフィットネスや筋トレは、負荷や強度を上げることによって、運動効果を高めていきますが、ピラティスでは身体の使い方を見直し、身体にとって機能的で効果的な使い方を学んでいきます。

そのため、はじめてピラティスをするときは、「いつもならこうするけれど、あえて違うことをしてみる」ということがチャレンジになります。
いつもと違うことをするので、はじめはよくわからなかったり、不思議な感じがしたりするかもしれません。
しかし、それがピラティスの入り口としては「正解」になります。

「身体の再教育」でもあるピラティス

ピラティスは「身体の再教育」とも呼ばれています。
「いつもと違う」ことの繰り返しによって、身体の機能的な使い方を学ぶことができ、日常生活がエクササイズになるのです。

「食べ物が身体を作る」のと同じように、
「動きが身体を作る」のです。

また、今までとは違った感覚に出会うことは、脳にも刺激があります。
身体以外のことを考える余裕がないほどの脳の集中状態を作り出すため、終わったあとの脳のすっきり感は格別です。
ピラティスは動く瞑想といわれるのはそのためですね。

身体にも、脳にも効果的なピラティス。
ピラティスを通して、生活の質を高めることに役立てていただけたらと幸いです。

【効果を出す】ピラティスの受け方についてはこちらの記事で紹介しています。
→ピラティスは週1回で効果を出せる？