巻き肩を根本から改善!ピラティスで肩甲骨を正しい位置に戻す方法
2024.07.19
巻き肩は、胸を開く意識を持つことで改善されると思われがちですが、実はそうでもありません。
巻き肩で胸が丸まって見えるのは、肩の一番高い部分にある肩甲骨の骨である「肩峰」と呼ばれる骨が前方に突出し、
肩甲骨が前に巻き込まれるように内側に回転しているからです。
巻き肩は、背中側にある「肩甲骨」のアライメントの崩れによって起こってしまっているのです。
そのため、胸の前側だけに原因があるわけはなく、
肩甲骨から肩のアライメントを整えていくことが重要となります。
巻き肩は、姿勢の崩れや筋肉の不均衡が生じ、肩や首に負担がかかりり、
様々な不調を引き起こすことがありますので、根本から改善していきたいですよね。
ピラティスで肩甲骨を正しい位置に戻す方法についてご紹介したいと思います。
肩甲骨の位置を整えるためには、胸郭の柔軟性が重要
肩甲骨の位置を整えるためには、胸郭(肋骨)の柔軟性が非常に重要です。
胸郭が硬くなると、肩甲骨の動きが制限されてしまい、肩甲骨が正しいポジションに入りにくくなります。
また、胸郭が固いと、胸の前側の筋肉(大胸筋や小胸筋)が過度に緊張しやすくなります。
これにより、肩甲骨が前方に引っ張られ、巻き肩の原因となってしまうのです。
そのため、胸郭の柔軟性が肩甲骨の自然な動きをもたらし、正しいポジションに導いてくれるのです。
ピラティスでは、呼吸に意識を向けながら、背骨を細かく動かしていきますので、
胸郭の柔軟性が自然に上がっていきます。
ペルビックカールやロールアップのような背骨の動きを細かくコントロールする動きは、
背骨と胸郭の柔軟性を向上させ、肩甲骨の位置を整える効果が期待できます。
胸郭の柔軟性を上げるためには、腹部の意識が重要
胸郭の柔軟性を上げるためには、腹部の意識が重要です。
背骨の中で胸の骨は硬くなりやすい一方、腰の骨は不安定になりやすいため、
不安定になりやすい部分を腹部で安定させる意識を持つことが重要です。
腰の骨が不安定なままですと、その上にある胸の骨で身体を支えてしまう力が働くため、
胸の骨がさらに固まりやすくなり、胸郭の柔軟性が失われます。
不安定なところを腹部で安定させることで、
硬くなりやすい胸の骨の柔軟性を上げることが可能となります。
そのため、ピラティスで骨盤と背骨の安定を学ぶことが非常に重要となります。
最後に、肩甲骨の安定と背中の強化
身体の大黒柱である背骨のアライメントが整ったところで、
肩甲骨周りの筋肉を強化することで、肩甲骨が正しい位置で安定できるようになります。
はじめから肩甲骨周りの背中の筋肉を強化する動きを取り入れてしますと、
先ほど出てきました不安定になりやすい腰の骨を使いすぎてしまい、
腰を痛めてしまうリスクが大きくなります。
そのため、本来使いたい肩甲骨周りの筋肉に感覚入力するためにも、
土台となる背骨の安定の意識がとても重要なのです。
背骨のアライメントが整ったところで、肩甲骨や背中の意識をすることで
巻き肩を根本から改善することができます。
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