コラム

腕を後ろに引くのは間違い？

現代人は80%以上が「巻き肩」であると言われています。
これは学校から始まり、職場でもずっと机に座って、
腕を身体の前で扱っているからです。

しかし姿勢に対する意識が上がってきたこともあって、
巻き肩を自分で良くしようと思う方も増えてきました。
前にある腕を後ろに引けば良くなりそう…ということで、
背中の肩甲骨を寄せたり、胸の下のほうを反ることで
腕を後ろにもってこようとします。

しかしこれは間違いであるケースがほとんどです。
背骨の自然なアーチがなくなって、ポジションが悪くなり、
反り腰（反り胸）になってしまう可能性が高いです。

背骨の自然なS字カーブを取り戻すことが大切。

背骨の自然なS字アーチがなくなると、
インナーマッスルは働きづらくなります。
見た目的な問題以外にも、
呼吸が浅くなり、内臓機能は悪くなります。
非効率的なポジションなので疲れやすくもなるでしょう。

このような背骨のズレも伴う「隠れ巻き肩」にアプローチするには、
全体的な身体の感覚を良くしながら、
肩を良い位置に戻していく必要があります。

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